Sketchの魅力の1つに「シンボル機能」があります。ここでは、シンボルの「作り方」「使い方」「編集」といった基本的な操作方法を解説します。さらに、シンボルの画期的な機能である「オーバーライド」についても確認していきます。
シンボルの作り方
1. シンボル化したいレイヤー
or グループ
or アートボード
を選択します。
2. Create Symbolツール
でシンボルを作成できます。Symbolsページに作成したシンボルを送るようにチェックをつけておきます。
3. Symbolsページで作成されたシンボルを確認できます。
シンボルの利用
[Insert]-[Symbolos]
から作成したシンボルを選択できます。同一sketchファイル内で作成したシンボルはDocument内
に格納されています。
ライブラリを活用することで別sketchファイルで作成したシンボルを利用することも可能です。
シンボルの編集
インスタンスをダブルクリックするとSymbolsページに存在するマスターとなるシンボルが表示されます。ここで編集後、Return to Instance
をクリックすると元のページに戻れます。
マスターを更新するとインスタンスも更新されます。
オーバーライド
オーバーライドとは?
シンボルを複数箇所で利用しているとき、ある箇所では一部分を変更したいときがあります。
その際、新たにシンボルを作るのではなく、オーバーライドを活用することで、作業が楽になります。
テキストやアイコン、写真などオーバライドで変更できます。
オーバライドの選択項目は、シンボル内のレイヤー順序と同じになります。
オーバーライドの条件
テキスト変更は、何もせずともオーバーライドで変更できます。
アイコンの場合、オーバーライドできるようにするための条件があります。
シンボル内にグループが置かれていますが、これをシンボルに置き変えます。シンボル内にシンボルを置くことでオーバーライドできるようになります。
アイコンをオーバーライドできるようになりました。選択肢には同じサイズのシンボルが表示されます。
同じサイズというのが選択肢の条件なので注意してください。