Slackを利用していて「チャンネルの退出」「WebHooksの利用」などたまにしか利用しない機能は使い方を調べ直しがちです。ここでは、そういった調べ直しがちな機能についてまとめています。
Slackの概念
Slackを利用する上で知っておきたい概念です。
ワークスペース
オーナー
- ワークスペースを作成したメンバーです。
- 管理者の設定など行います。
管理者
- メールアドレスを指定して新しいメンバーをワークスペースに招待できます。
メンバー
チャンネル
パブリックチャンネル
プライベートチャンネル
ダイレクトメッセージ
グループダイレクトメッセージ
イメージ図です。
複数のワークスペースに参加することができます。
目的のワークスペースに参加して利用します。( https://ワークスペース名.slack.com/
)
現在、参加中のワークスペースは、https://slack.com/your-workspaces で確認できます。
ワークスペースにメンバーの招待
新しいメンバーの招待は、Invite people
から行えます。
ワークスペースの招待方法を設定できます。
メールアドレスに指定domainが含まれていれば招待せずとも参加可能にする設定が用意されています。
チャンネル
作成
プラスボタンをクリックします。
公開・非公開の設定、チャンネル名の設定など行います。
招待
/invite @メンバー
で招待できます。
退出
/leave
で退出できます。
メンション
メンション | 説明 |
---|---|
@ユーザー名 |
指定ユーザーに通知 |
@グループ名 |
指定グループのユーザーに通知 |
@here |
チャンネルに参加する アクティブステータスのメンバー に通知 |
@channel |
チャンネルに参加する 全メンバー に通知 |
サービス連携
Incoming WebHooks
Slackが指定した Webhook URL
にPOSTリクエストすることで、指定チャンネルにメッセージを送信することができます
設定画面のアクセス方法は以下の通りです。
https://slack.com/appsにアクセスします。
画面のように、Incoming WebHooks
と入力すると、設定画面へのリンクが表示されます。
例として下記メッセージを送信してみます。
$ cat message.json
{
"text": "This is test message.",
"attachments": [
{
"color": "#36a64f",
"text": "This is attachment."
}
]
}
curlを利用して送信します。
curl -s -X POST \
-H 'Content-Type: application/json' \
-d @message.json \
[Slackの設定で生成されたWebhook urlを指定]
画面のように、指定チャンネルにメッセージが送信されました。
https://api.slack.com/docs/messages/builder にてどのようにメッセージが表示されるか事前に確認できます。
Web API
メッセージを送信するだけでなく、Slackの機能を操作できます。
https://api.slack.com/apps でアプリを作成して、認証に利用するTokenを取得する必要があります。
参考
この他に、 音声通話
や 画面共有
などもできます。詳しくは下記リンク先で確認できます。
- Slack はじめてガイド
- Slack の使い方
- 組み込みのスラッシュコマンド
- https://slack.com/apps
- アプリやサービスをSlackに統合
- https://api.slack.com/