Query Monitorを利用すると、現在のページを表示するときに実行された処理内部の情報(SQL、フックポイントなど)を参照できるようになります。どのSQLに時間がかかっているのか調査したり、どんなフックポイントを利用しようか検討する際に役立ちます。
利用準備
wp-config.phpの編集
「WP_DEBUG」と「SAVEQUERIES」をtrueにします。
define( 'WP_DEBUG', true );
define( 'SAVEQUERIES', true );
SAVEQUERIES
trueにすると、各データベースクエリ、呼び出された関数、クエリ実行時間を保存してくれます。
Query Monitorをインストールして有効化
Query Monitorを有効化すると、管理バーにQuery Monitorの項目が追加されます。
確認できる情報
私は、Query Monitorを利用して以下の情報を確認してます。
- ページ生成時間(Page generation time)
- メモリ使用量(Peak memory usage)
- DBクエリの実行時間(Database query time)
- DBクエリの実行数(Database queries)
- 実行されたSQL
- 実行されたSQLの処理時間
- 表示されたページの条件分岐タグの情報
- 設定されたクエリ変数(Query Vars)の情報
- 使われたテンプレートファイル
- 読み込まれたスクリプトファイル
- 読み込まれたCSSファイル
- 実行されたフックポイント
- PHPの設定情報
- DBの設定情報
- Webサーバの設定情報
- WordPressの設定情報
これらの情報を手軽に確認できると開発効率が高まるかと思います。