動画編集ソフトのFilmora(フィモーラ)について、基本的な利用方法を確認します。「撮影動画の追加方法」「動画編集方法」「作業効率をあげるための小ネタ」など取り上げます。
Filmora9.2
Macの言語設定: 英語
新規プロジェクト
YouTubeにアップロードする動画であれば16:9
を選択して、New Project
をクリックします。
編集インタフェース
メディアライブラリ
項目 | 概要 | 利用頻度 ( 個人的な意見 ) |
---|---|---|
Media | メディア(動画, 画像, BGM, 効果音)を追加できます。 | ◎ |
Audio | BGM、効果音が利用できます。 ライセンス注意(※1)。 |
× ライセンスの注意が必要なので、別途インストールしたBGMを利用したほうが安心かと思います。 |
Titles | テキスト表示に利用します。 | ○ |
Transitions | 動画と動画の切り替えに利用します。 | △ 無くても特に気にならないので、あまり利用しないかと思います。 |
Effects | モザイク処理などできます。 ライセンス注意(※1)。 |
△ |
Elements | モーショングラフィック | × |
Split Screen | 分割画面レイアウト表示できます。 | △ |
- ※1
- 商用利用など、利用できないケースがあります。
- 参考
プレビューウィンドウ
プレビューで表示確認できます。
ツールバー
以下のような操作ができます。
- 不要部分のカット
- クロップ、ズーム
- 倍速、スロー再生
- 色補正
- 音声の追加録音
タイムライン
メディア、エフェクトを組み合わせていく場所です。
メディアの追加
撮影した動画、外部サイトから取得したBGMなどを追加する方法です。
1
プロジェクト専用のメディアを追加します。
2
複数プロジェクトで共用するメディアを追加します。
3
ここからメディアをインポートできます。
4
フォルダを追加してフォルダ分けしながらメディア追加することができます。
編集
不要部分をカット
1. 対象素材を選択します。
(選択しない場合、全てカットされます)
2. 赤い線を移動します。
3. ハサミマークをクリックして分割します。
4. 不要部分を選択してDeleteします。
クロップとズーム
対象の動画・画像を選択した状態でクリックします。クロップ(切り抜き)とズーム操作をすることができます。
倍速、スロー再生
対象の動画・BGMを選択した状態でクリックします。倍速再生・スロー再生などの操作をすることができます。
音声の録音
ナレーションを追加するために音声録音もできます。
テキストの追加
メディアライブラリのTitles
からテキストを追加できます。
追加したテキストを選択して、テキスト内容を編集できます。
保存
Filmoraのプロジェクトは wfp拡張子
で保存されます。
エクスポート
EXPORTをクリックすると動画形式にエクスポートできます。
動画形式を指定できます。
SETTINGS
をクリックすると、画像のように設定調整できます。
Encoderは `H.264` `MPEG-4` を選択できますが、`H.264` のほうが圧縮率もよくてオススメです。
画質を作用するFPS
とBPS
も選択できます。下記リンク先の情報が参考になるかと思います。
アップロードする動画におすすめのエンコード設定 - YouTube ヘルプ
Sign In
を済ませておくと、エクスポートして、YouTubeにアップロードまですることもできます。
小ネタ
マーカーを追加
あとでチェックしたい位置などにマーカーを設定しておけば、チェック位置の内容をすぐ確認できて便利です。
モザイク
「顔の部分を判定してモザイクしてくれるもの」と「領域を指定してモザイクするもの」がエフェクトとして用意されています。
カスタムテキスト
フォント、文字の大きさ、テキスト装飾など毎回調整するのは面倒なので、カスタムテキストして登録しておくと作業が楽になります。
調整済みのテキストを選択して、SAVE AS CUSTOM
をクリックします。
Custom
に調整済みテキストが保存されており、再利用できます。